Cogito ergo sum

社会における様々なトピックに関して個人的な雑感を綴るブログ

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(男女差別)東大が来春から女子学生に月3万円の家賃補助

先ほどヤフーニュースの記事で知りましたが、東京大学が来年4月から、一人暮らしの女子学生向けに月額3万円の家賃を補助する制度を導入するそうです。対象は、2017年4月の入学者で、自宅から駒場キャンパス(東京都目黒区)までの通学時間が90分以上の女子学生なのだとか。

この件に関して、皆さんはどう思われますか?

現在、志願者、在籍者ともに女性の割合は約20%だそうで、東大としては、どんな手を使ってでも男女比を半々にしたいということのようです。

いったい誰が決めたことなのか知りませんし興味もありませんが、こんなことがまかり通るような社会において、真の男女平等など成立するはずもありません。

これは相手が大人気大学の東大だから言えることですが、そんなに女子学生の比率を上げたいのなら、「合格者の50%は女性にする」と決めてしまえばよいだけです。もちろん、従来のルールなら合格できたはずの男子受験者が不合格になり、従来のルールなら受からなかったはずの女子受験者が合格になるわけですが、それでも、東大でやる分には大して問題にはならないでしょう。こんな露骨な男女差別をやるくらいなら、そっちの方がはるかにましです。

このニュースを見て、あまりにも腹が立ったので、職場でこの手の男女共同参画系の問題に詳しい同僚の女性に意見を聞いてみたのですが、やはり彼女もこれには反対でした。以下が彼女の意見です。

「いかにも男が考えた政策って感じね。これは女が反対しなければならない案件よ。このお金をもらったら、今後何も言えなくなっちゃうんだから。与える側と与えられる側の関係が成立してしまったらもう終わりよ。本当に日本では女性は従属的なのね、、、」

なるほど、と唸ってしまいました。
ちなみに、この女性はドイツの名門大学を出ています。

再度問いますが、皆さんは今回の件についてどう思いますか?

この制度に賛成ですか? それとも、何かおかしいと思いますか?

特に、私は女性の意見に関心があります。これでいいと思っているのかどうか、純粋に知りたいなと。

多分、今回の件で女性に対して「羨ましい」とか「ズルい」なんて思っている男はいないと思うんですよね。多くの人たちが「東大がそんなことやるの?」と驚いたのではないでしょうか。

相手が東大だと、なかなか意見しづらい気持ちは低学歴な私には痛いほどわかりますが、今回の件は看過してはならない問題に思えてなりません。言葉が悪いけれど、提案した人、決定した人は本物のキチガイだと思います。

私がアメリカの某ポジションに応募した際など、「応募書類に性別と生年月日は書かないでください」と要項に書いてありました。要は、「男は、、、」とか「女は、、、」とか、そういうのがそもそも差別なんですよ。今回の補助の対象は「女性」ですが、例えば、「生物学的には女だけれど心は男」とか「生物学的には男だけれど心は女」といった人たちのことはどう扱うのでしょうか。世界では日本なんかよりももっと高い次元で性差別解消に向けた試みが議論されているのです。

日本というか、東大ですらこの程度とは、、、本当に残念です。

 

(※2016年11月15日 追記)

この問題に関して、以下の記事を書きました。

 

cogitoergosum.hatenablog.com

 

興味のある方にご覧いただけたらと思います。